- 23/3/19 小さな春
3月14日には東京で桜の開花宣言が発表された。最速タイの早さだ。1ヶ月後には梨の花、続いてりんごの花が咲きだすのだが今、果樹園では一足早くオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ナズナ等が地上10cmの世界で花の競演を繰り広げている。この花園(ぞの)は春の虫たちの楽園だ。このように果樹園の春は足元からやって来る。 - 23/3/12 時間
3月11日果樹園から望む日の出だ。12年前東日本大震災が起きた。時刻は午後2時46分。黒い津波と目に見えない放射能が多くの命や日常の生活・住む場所を奪った。今でもあの時から時間が止まったままの人や、時間を戻すことが出来たらと後悔している人がいっぱいいるはずだ。何が起こっても太陽は何事もなかったかのように東から昇り西に沈んでいく。人は止めることのできない永遠に続く時の流れの中で限られた(与えられた)一瞬の時間を生きるだけだ。今週は一気に気温が上がり最高気温が20℃を超えるようになった。開花も早まり忙しくなりそうだ。時間よ止まれ!!(できることなら) - 23/3/5 梅と桜
3月1日は最高気温が15.6℃と今年最高を記録。その後も連日2桁の気温が続いている。早咲きの桜の便りも届きだした。そんな中ようやく梅の花が咲きだした。これから花の終わりまでには2ヶ月ちかくかけて少しづつ咲いていく。それに対して桜の花は、咲きだせば一気に咲いてパッと散ってしまう。同じバラ科に属するのだが花の咲き方はまるで違う。進化の過程でそれぞれの戦略があってのことだろう・・・・・?人間も地球で暮らす一(いち)生命体として植物から学ぶべきことはいっぱいある。植物とのコミュニケーションが重要だ。 - 23/2/26 春なのに
天気の良い日には春を感じられるようになった。冬、弱った光が強さを増してくる時期だ。2月24日は1年前にロシアがウクライナに侵攻した日だ。未だに終わりの見えない戦が続いている。トルコで起きた地震はシリアと合わせて死者が5万人を超えた。地震大国、日本にとってはヒトゴトではない。東南海地震がいつ起きるのか、心配だ。生活必需品の値上げラッシュが止まらない。コロナ対策のマスクの使用は迷うところだ。コロナ禍で中止されていたお祭りを3年ぶりに開催することになった。年寄りにとって3年のブランクは大きい。三味線や笛が鳴るのか心配だ。悩み多き春だ。 - 23/2/19 二月の雨
今日は二十四節季の雨水(うすい)。雪から雨に変わる頃だ。暦どおり朝から雨だ。気温は9.5℃と高く雪に変わることはない。まとまった雨になりそうだ。これで土がたっぷりと水分を含み、気温が上がると花芽が開花に向けてのスピードを一気に上げる。仕事のスピードも上げないとおいていかれてしまう。これから三寒四温を繰り返しながら季節は確実に進んでいく。 - 23/2/12 大雪
立春も過ぎ2月5日~2月8日までは最高気温が12℃~13℃と体感的にも春を感じていたのだが2月10日には一変、朝から雪が降り夕方までに23.5cm積るほどのこの地域としては大雪となった。実際中央高速や国道も一時止まってしまった。この時期の重い雪は、農業施設を壊したりして厄介者とされがちだが、土に水分補給をしてくれる恵(めぐみ)の雪でもある。本当の春までにはこういった雪との付き合いは続く。 - 23/2/5 立春
2月3日は節分、昨日2月4日は立春と暦の上では春だ。この時期果樹園で春を探してもまだ見つからない。太陽を見ると日の出は元旦から12分早くなり、逆に日の入りは33分遅くなっている。合わせて45分、日(昼)は長くなっている。この時間以上にこの時期になると日(昼)が長くなって来ていることを感じる。光も強さを増してきた。冬が寒いほど春が待ち遠しい。しかしそれはとても忙しい春でもある。早く来て欲しいのか、来て欲しくないのか・・・・・複雑な気持ちが迷走する立春だ。 - 23/1/29 強烈寒波襲来
マイナス8℃、マイナス11℃、マイナス4.5℃、マイナス9.5℃、これは1月25日からの朝の気温だ。今朝もマイナス6.5℃と冷え込んだ。1月26日は最高気温がマイナス2.5℃と真冬日となった。県内の菅平高原ではマイナス27℃を記録した。ようやく本物の寒さがやって来た。本当に寒い!! のだが暦の上ではもうすぐ立春だ。もうしばらくこの冬の感覚を味わいたい。

<立地>
矢沢農園は南信州、長野県松川町にあります。長野県南部に位置する当園は、中央アルプスと南アルプスに囲まれた標高620Mの伊那谷の段丘上にあり、昼夜の温度差が大きく、くだもの栽培に適しています。当松川町は果物の町としても知られています。
中央アルプス側の高台から果樹園地帯を見下ろす。遠景は南アルプス
矢沢農園は南信州、長野県松川町にあります。長野県南部に位置する当園は、中央アルプスと南アルプスに囲まれた標高620Mの伊那谷の段丘上にあり、昼夜の温度差が大きく、くだもの栽培に適しています。当松川町は果物の町としても知られています。
中央アルプス側の高台から果樹園地帯を見下ろす。遠景は南アルプス
<農薬を減らしています>
農薬・科学肥料を減らした、くだもの生産を行っています。木酢や有機的な肥料、自然素材を使うことにより昆虫と共存できる環境にやさしい農業を目指しています。
農薬・科学肥料を減らした、くだもの生産を行っています。木酢や有機的な肥料、自然素材を使うことにより昆虫と共存できる環境にやさしい農業を目指しています。


<水を大切にしています>
生命の源である水。水がなくては生きられません。おいしい水を飲みたいと思いませんか?私たちは水を守るため、水源周辺の環境整備を行っています。私たちの生活は中央アルプスの伏流水によって支えられています。
生命の源である水。水がなくては生きられません。おいしい水を飲みたいと思いませんか?私たちは水を守るため、水源周辺の環境整備を行っています。私たちの生活は中央アルプスの伏流水によって支えられています。
<環境に配慮しています>
当農園では一部の商品(りんご)の荷造りにもみ殻を使用しています。もみ殻は家庭菜園やガーデニングの土に混ぜご使用ください。環境にやさしいもみ殻詰めで田舎の温もりもお届けします。
当農園では一部の商品(りんご)の荷造りにもみ殻を使用しています。もみ殻は家庭菜園やガーデニングの土に混ぜご使用ください。環境にやさしいもみ殻詰めで田舎の温もりもお届けします。


<食にこだわっています>
日本の食を守ってください。農地を守る取り組みとして一坪オーナーを募集しています。詳しくはオーナー募集のページをご覧ください。
日本の食を守ってください。農地を守る取り組みとして一坪オーナーを募集しています。詳しくはオーナー募集のページをご覧ください。
矢沢農園は中央道松川インターチェンジから降りて車で5分